花工房・夢有民とは?
知的障害者更生施設 普賢学園では重度障害者・高齢者の作業科目として、アートフラワーや生産しているまゆを使ったうちわや花束を深江町内の 『花工房・夢有民 』で販売しています。
まゆの生産を始めて20年以上経過しており、深江町の風土や環境がまゆの生産に適し、地域の方々の指導を受けながら取り組んできました。
その間、平成3年の普賢岳噴火という災害に見舞われ、避難生活や大量の降灰の為、まゆができなかったりと苦労したこともありました。
それでも必死に飼育を続けてきたが、時代の流れにより国産まゆの需要が大幅に減少に、これ以上蚕の飼育を続けていくのが困難にも思われました。
長い間続けてきた蚕の飼育を中断したくないとの利用者の強い思いと伝統的なものを受け継いでいきたいという心、さらには多くの人々の「是非続けて欲しい」との強い要望があり、どのような形で継承したらいいのだろうかと思案していた所、山歩きの際、偶然かずらが目にとまり自然の素材を生かして作品にしようと思いました。
自然のまゆとかずら、季節の花々などをアレンジし、改良していくうちに調和のとれた作品に仕上がり又、絹のうちわという素朴で風合いのある作品が生まれています。
これら作品展等に出品していくうちに、人々の関心を集めるようになり、「是非うちの店で販売させて欲しい」との声がかかるようになり依頼も増えています。
普賢学園では「地域と共に生きる」をスローガンにしており、地域の文化に貢献したいという願いから、地元深江町に「花工房・夢有民」を開店することになりました。
店内の装飾品もほとんどが手作りで利用者と職員のアイデアにより構成されています。
今後は、「花工房・夢有民」が地域との交流の場となるよう発展させていき、そして人々とのふれあいを通し、福祉に対する理解を深めていきたいと思っています。
〒859−1502
長崎県南高来郡深江町乙
TEL 0957−72−4920